「本立而道生」(もとたちて、みちしょうず)。ご存知でしょうか。実は、横山小学校の玄関を入って真正面に掲げてられている額に刻まれている言葉です。見れば、明治33年5月10日とあります。明治33年といえば、西暦でちょうど1900年にあたります。明治5年5月10日が本校の創立となっていることから、何かしら創立を記念して刻まれたものかと推察しています。この言葉は、有名な中国の孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書物「論語」に有子の言葉として記されているものです。意味としては、「人はすべて、何ごとについても、根本をしっかりと定めていれば、進むべき道(方法)が見えてくる」というものです。「何事も基本を大切にするように。」との思いが、この額には込められているのだと思います。年の節目を機に、私たちも少し立ち止まりたい言葉です。学校来られた時にぜひご覧ください。横山小学校は、今年度で創立151年を迎えています。古の教えが、今も掲げられているのも、「横山の宝」ですね。同じ内容の記事を、本日配付の学校だよりでも紹介しています。