2017年6月30日金曜日

7月といえば・・・

 今日の1時間目に、たてわり活動がありました。早いもので今年ももう7月。7月といえば・・・そう、「七夕」です!7月7日(金)には七夕集会が開かれます。その七夕集会で飾る笹飾りを作りました。高学年が低学年にやさしく教えながら一緒に作っている姿は、なんともほほえましいものです。




7月 かがやけ (学校だより)



  自立は依存によって裏づけられている 


いつぞや、こんなことがあった。幼稚園の子どもで言葉がよく話せないということで、母親がその子を連れて相談に来られた。なぜか特に変わったところはないのに言葉が極端におくれている。よく話を聞いてみると、その母親は、子どもを「自立」させることが大切だと思い、できる限り自分から離すようにして子どもを育てたとのことである。夜寝るときもできるだけ添い寝をしないようにして、一人で寝かせるようにすると、はじめのうちは泣いていたが、だんだん泣かなくなり、一人でさっと寝にゆくようになったので、親戚の人たちからも感心されていた、というのである。


このようなとき、その子の「自立」は見せかけだけのものである。親の強さに押されて、辛抱して一人で行動しているだけで、それは本来的な自立ではなく、そのために言葉の障がいなどが生じてきている。このときは、そのことをよく説明して、母親が子どもの接近を許すと、今までの分を取り返すほどに甘えてきて、それを経過するなかで、言葉も急激に進歩して、普通の子どもたちに追いついてきたのである。


自立ということを依存と反対である、と単純に考え、依存をなくしていくことによって自立を達成しようとするのは、間違ったやり方である。自立は十分な依存の裏打ちがあってこそ、そこから生まれでてくるものである。  



子どもを甘やかすと、自立しなくなる、と思う人がある。確かに、子どもを甘やかすうちに、親の方がそこから離れられないと、子どもの自立を妨げることになる。このようなときは、実は親の自立ができていないので、甘えること、甘やかすことに対する免疫が十分にできていないのである。

 
親が自立的であり、子どもに依存を許すと、子どもはそれを十分に味わった後は、勝手に自立してくれるのである。

 
自立と言っても、それは依存のないことを意味しない。そもそも人間は誰かに依存せずに生きてゆくことなどできないのだ。自立ということは、依存を排除することではなく、必要な依存を受けいれ、自分がどれほど依存しているかを自覚し、感謝していることではなかろうか。依存を排して自立を急ぐ人は、自立ではなく孤立になってしまう。

 
このあたりのことがまだあまりわからなかった頃、私はヨーロッパに行き、ヨーロッパの人たちは日本人より自立的だから、親子の関係などは、日本よりははるかに薄いのだろう、などと勝手なことを考えていた。ところが、実際にスイスに行ってみると、親子が離れて暮らしている場合、電話で話し合ったり、贈り物をしたり、あるいは、時に会食したりする機会が日本人より、はるかに多いことに気づいて不思議に思ったことがある。これをよく観察して思ったことは、彼らは自立しているからこそ、よくつき合っているのだ、ということであった。つまり、つき合いの機会を多くすることによって、自立を破壊されるというおそれを感じていないのである。


これが、日本の場合であれば、うっかり親と話をすると、何か自分の自立をおびやかされそうに感じる。あるいは、自分は自立しているから、別に親と会ったり、話し合ったりする必要がない、と考える。このような傾向が強くなるのではなかろうか。しかし、それはよく考えてみると、自立ではなく孤立になっているように思われる。確かに、親子の関係がベタベタとしていて、自立ができていないな、と感じさせられる場合もある。このようなときは、依存を裏打ちとしての自立というより、依存のなかに両者ともに溺れこんでいる、という感じがする。

 
このようなことを考えていたら、心理学の世界でも、自立と依存とを対立するものとしてはとらえずに、むしろ、必要な依存が自立を助ける、というような観点からの研究が増えてきて、わが意を得たりと思っている。







平成29年度7月行事・下校時刻予定
和泉市立横山小学校
  学校行事1年2年3年4年5年6年
1   
2  
3委員会、結核精密検査(AM)13:4014:45
4たてわり給食④15:40
5 14:4515:40
6SC③14:4515:4014:4515:40
7七夕集会14:4515:40
8   
9       
10クラブ13:4014:45
11読ボ2,いずみあいさつ運動15:40
12 14:4515:40
13個人懇談会1(短縮4時間・給食あり)12:50
14個人懇談会2(短縮4時間・給食あり)12:50
15   
16       
17海の日      
18 15:40
19給食最終、大掃除、全学年5時間授業14:45
20終業式(短縮3時間授業、11:15下校)11:15
21 
 
22  
23       
24夏休み水泳教室開始水泳教室1 9:00~12:20
25 水泳教室2 9:00~12:20
26 水泳教室3 9:00~12:20
27 水泳教室4 9:00~12:20
28 水泳教室5 9:00~12:20
29  
30ふれあいプール(9:00~11:30)      
31職員研修のため水泳教室はなし 
※学校、学年行事等の関係で下校時刻が多少前後することがあります。
※原則、放課後の個別指導はしませんが、やむを得ず実施する場合は、事前に家庭に連絡します。
☆朝の登校は、8:00~8:25とします。極端に早い登校は避けてください。
☆諸事情で「遅刻」や「早退」をする場合は、原則保護者が教室まで付き添い、送迎してください。
 体調が悪い場合は、保健室または職員室まで迎えに来てください。
☆来校時は保護者用名札を必ず着用してください。
◎都合のつく範囲で児童の下校時刻に合わせて地域を見守っていただけたら幸いです。

2017年6月27日火曜日

助け合いながら生きていく。~6年生平和学習~

 今日の3・4時間目、6年生の教室に、和泉市在住で長崎で実際に原子爆弾の被害にあわれた津賀美智子さんをお招きし、被爆体験の聞き取り学習をしました。被爆者の高齢化が進む中で、実際のお話を聞けたことは、たいへん貴重です。戦争の恐ろしさだけでなく、助け合うことの大切さを、津賀さんは心を込めて子どもたちに語ってくださいました。お話のあと、感想を涙ながらに話す子どももいました。11月、6年生は修学旅行でヒロシマへ行きます。これからの平和学習でどのようなことを学んでいくのか。それが、どうか心の奥底に響く学習になるよう、取り組んでいきます。






2017年6月26日月曜日

田植えをしました!


  今日の午後、5年生が田植えに挑戦しました。ご指導いただいている福瀬町の下出さんの田を使わせていただき、学習しました。みんな泥だらけになりながら、楽しみながらかつ一生懸命苗を植えました。クラスごとに代わるがわる体験していきましたが、待っている間はもっぱら「リアル泥団子」づくりに夢中でした。





給食試食会

 本日、給食試食会が開かれました。年に1度開催するもので、今年も1、2年生の保護者の方を中心に集まっていただき開催しました。給食の前に、槇尾中学校の平井栄養教諭から学校給食のしくみや食生活についてお話いただきました。その後、参加されたみなさんの骨密度を測定しました。また、子どもたちの配膳の様子なども見ていただきました。この日のメニューは、スタミナ丼、ワンタンスープ、りんごゼリー、牛乳でした。和泉市の学校給食は、小・中学校とも完全自校調理の出来立てほやほやの給食です。和泉市の自慢の一つでもあります。







2017年6月20日火曜日

ポーセラーツ作りに挑戦! ~PTA家庭教育学級~

 今日の午後、PTAの家庭教育学級が開かれました。今回は、講師の方をお招きし、「ポーセラーツ」作りに挑戦しました。みなさん、思い思いのデザインで楽しくかつ熱心に製作されていました。この作品は、秋の和泉市のPTA作品展にも出展される予定です。校長先生も会長さんも夢中でした!参加いただいたみなさん、ありがとうございました。出来上がりが楽しみです。





待ってました!プールびらき!

 今日の5・6時間目に1・2年生がプールに入りました。久しぶりに子どもたちの歓声がプールに戻ってきました!はじめは、冷たがっていたものの、さすがにこの連日のよいお天気で、プールの水は「ほどよい状態」だったようです。ルールを守って楽しく学習できました。明日からのお天気が少し心配ですが、順次中学年、高学年も始めていきます。日頃の水泳の学習でしっかり泳力をつけて、8月9日の和泉市小学校水泳記録会(会場:青葉はつが野小学校)に出場してほしいです。記録会には、50m以上泳げる人が出場できます。人数が少ない学校だからこそ、一人でも多く出場して、「小さな学校の大きなパワー」を見せたいと考えています。




2017年6月19日月曜日

ご存知ですか?「翔け槇尾学園」

 今日の放課後、槇尾中学校の授業の様子を横山小・南横山小の教職員が参観に行きました。卒業生たちの様子を見てきました。参観のあと、槇尾中学校区の3つの学校で一緒に取り組む内容について、6つの部会に分かれて協議しました。6つの部会とは、生徒児童会・生徒生活指導部会、健康教育部会、人権・支援教育部会、道徳教育部会、学力向上部会、英語教育部会です。すべての教員が所属しています。和泉市には、10の中学校区があり、そのすべてで小中一貫教育を実践しています。1校は、今年度開校した新設校で、施設一体型の小中一貫校「南松尾はつが野学園」。残りの9つの中学校区は、施設分離型で小中一貫教育を行っています。義務教育9年間のカリキュラムを作成し、小中一貫した教育を行うのが、小中一貫教育です。連携よりさらにつながりを持たせた教育です。それぞれの中学校区には、愛称がつけられています。槇尾中学校区は、「翔け槇尾学園」という愛称です。ぜひ、お知りおきください!



より安全に。通学路の点検・補修

 和泉市では、各小学校区で毎年通学路の危険箇所を確認しています。その中で、補修や改善が必要な箇所について、順次改良していただいています。今年度依頼していた2か所について、早速改善していただきました。外環状線の北田中歩道橋において舗装されているコンクリートが盛り上がって危険であったのを平らにはりかえていただきました。また、同じく外環状線の横山橋東側交差点の横断歩道が消えかかっていたのを、きれいに塗りなおしていただきました。今後、通学路について危険な箇所にお気づきの際は、お気軽に学校までご連絡ください。